投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

ジェイリバイブ週報2015/4/10 ~「長持ちする植物」???~

ども、こんにちは。

最近、雨が続いていますね。まるで梅雨です。出かけるのがおっくうになりがちですね。おまけに日照量不足で作物の生育にも影響が出ているそうです。

せっかく暖かくなってきたのですから、気持ちよく晴れてくれた方が、気分もいいですよね。

 

さて、今週も「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」の週報を見ていきましょう。

今回は蛇足回です。

 

値動き:前週に続き好調!

ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。

SBIアセットマネジメント [ ファンド情報 ]

週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150410.pdf

せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150403.pdf

 

2週間前~1週間前の期間についてのレポートとなります。。

直近1週間ではないことに注意しましょう。

 

さて、先々週のジェイリバイブは、2.5%と大きく上昇。

前週の1.9%の上昇をさらに上回り好調です。

一方、TOPIXは1.6%の上昇と、こちらも十分好調。

JASDAQは2.1%の上昇です。小型株の強い週でした。

 

総資産額は5364百万円から5552百万円と増加しています。

 

組み入れ上位銘柄は、順位の入れ替えがあるものの、見覚えある顔ぶれとなっています。

 

活動メモ:「長持ちする植物」???

活動メモでは、日経に掲載された、東京五輪に向けた政府の取組みを紹介しています。

「政府は2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、競技会場や街なかで使う自動運転バスや水素エネルギー活用など最新技術の開発に乗り出す」、「日本企業が得意な技術を9分野に分けて、東京都と共同で月内にも開発に参加する企業の募集を始める」、「東京五輪を日本の最新技術の見本市とし、世界に売り出す弾みとしたい考え」という内容の記事が掲載されました。1,000社規模の参加を想定し、対象技術となる9分野は、「自動運転」「自動翻訳」「水素社会」「障害者アシスト」「気象予測」「監視システム」「映像技術」「感染症サーベイランス(調査監視)」「長持ちする植物」とのことです。

「長持ちする植物」???

そんなものが話題になっているのでしょうか?少なくとも私はピンときません。ググってみても園芸の話題しか見当たらず、他の成長分野と肩を並べるような話題は見当たりません。

日経の記事も当たってみましたが、図の末尾に「長持ちする植物」と文字が書かれているのみです。記者やデスクは何も思わないのでしょうか???

 

そこで記事にある「総合科学技術・イノベーション会議」をググってみてたどり着いたページがこちら。

2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた科学技術イノベーションの取組に関するタスクフォース 冊子 - 総合科学技術・イノベーション会議 - 内閣府

 

確かに9つのプロジェクトが並び、9番目に「ジャパンフラワープロジェクト」なるものがあります。資料を見てみると、どうやら会場を飾る生花の生産や品質保持を指すようですが、随分とちっこい話な気がします。どうしてこれが「水素社会」などど並ぶ分野なのでしょうか。

そこで、このタスクフォースのメンバーが書かれた資料も見てみると…

http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/olyparatf/member.pdf

元選手

コンサル

作家

元選手

テレビ屋

タレント

はーい、解散~~

科学技術や産業に長じた人は全くいませんでした。

※決してリスト上の人物を責めるものではなく、専門家の不在を危惧するものです

 

とはいえ、ここ数年は「自動運転」や「水素社会」などの新しい技術が次々に芽を出しています。こういった新分野で成功する企業に投資できれば、新しい技術を世に出す後押しとなり、収益も期待できるでしょう。一方で、上場企業はある程度ビジネスが軌道に乗っています。そう思うと、非上場企業にも投資する鎌倉投信や、上場前のベンチャー企業とも積極的につながるひふみ投信に期待してしまいますね。

 

銘柄紹介:「萩原工業」主力製品から周辺分野へ、成長意欲旺盛な会社

銘柄紹介は、先日の記事でも触れた「萩原工業」です。

フラットヤーンは、ポリエチレンやポリプロピレンのフィルムを短冊状にカットし、延伸することによって強度を持たせた平らな糸です。(中略)さらにこのフラットヤーンを活用して、同社が戦略商品と位置づける
のがコンクリート補強繊維の「バルチップ」です。これは生コンに混入して撹拌するだけでコンクリートの剥離・剥落防止、曲げ強度向上を実現する製品で、(中略)売上高に占める輸出比率を2014年10月期の22%から、中期的には30%に高める方針です。
さらに同社は、フラットヤーン製品の製造過程で培った「切る」「伸ばす」「巻く」技術を応用して、産業用機械メーカーとしての顔も併せ持つようになりました。フィルムや紙製品を切断するスリッター(切断機)、合繊糸や粘着テープを巻き取るワインダー(巻取機)などを主力とするエンジニアリング事業は、今や合成樹脂事業と並んで同社業績を支える二本柱となっています。加えて、廃プラスチックをリサイクルする「再生ペレット製造装置」、紅茶のティーバッグなどに使われる不織布を糸くずが出ないように切る「超音波スリッター」、キッチンで使われるラップを巻き取る「ラップワインダー」といった新製品も続々と上市するなど、開発意欲は旺盛です

主力製品である材料「フラットヤーン」を軸に、これの加工品である「バルチップ」、そして製造過程で身に着けたノウハウを活かして、様々な産業用機械まで手掛けるようになるという、成長意欲旺盛な会社です。しかしあくまで軸足は主力製品である「フラットヤーン」であるという、堅実さも感じます。

しっかりとした基盤を持ちながらも、柔軟に変化していくことのできる企業は、これからも強そうですね。

 

 

今回はやたらに脱線しました。真面目に投資の話を聞きたい人には申し訳ないです。

しかし私はどうも、「裏側がどうなっているのか想像したり確かめたりしたくなる」人間のようで、今回はあからさまに不自然な「長持ちする植物」なるワードに喰いついてしまいました。

 

ではでは。

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