投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

学術系クラウドファンディング「academist」で研究者を応援!「選ばなかった人生をお金に体験してもらう」

ども、こんにちは。

今日も暑かったですね。

 

以前から気になっていた、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」で投資をしてみました。

academist-cf.com

選んだプロジェクトは、数学・物理学の抽象的な世界です。

 

学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」とは、研究者が研究資金を集めるためのクラウドファンディングサイトです。

なんともマニアック!

クラウドファンディングも様々な拡がりを見せるものですね。

 

そして投資したプロジェクトはこちら。

academist-cf.com

 

解ける世界?解けない世界?理解するとは何か?IVPP?Julia集合?

なるほど、わからん

 

いいですね、こういうワケ分からなすぎるの、大好きですよ。

「なんでそんなものに興奮するんだ?」という、私には理解できないけれども奥深い世界が広がっているのをイメージすると、なんだか楽しくなってきます。

 

といっても、分からないとはいえ、興味があるから投資するんですよね。

私は大学で素粒子や宇宙物理を専攻して、とても太刀打ちできずにサラリーマンの道を選んだという経歴があるんですよね。相対性理論はそれなりに理解できそうだったけど、量子論はもう、手に負えなかったです。しかも実験なしの理論一本の研究室で、周りも頭が良くてディスカッション大好きな連中ばかりでした。

ヒッグス粒子の存在を示唆する実験結果が出たと報道された時は、興奮しましたね。最近も量子もつれとか気になる話題が出てきます。

 

まあ、院生時代にべそかきながら、難しい物理や数学と格闘したおかげで、CAEで仕事している今があるわけですが、やはり抽象的な物理・数学の世界に対するあこがれは、やっぱりあるわけなんですよ。

そんなわけで、academistという研究者支援のクラウドファンディングサイトができ、そこに「解ける世界と解けない世界を区別したい!」のプロジェクトが登場とか、

なんという俺得!

 

ところで、私はマネックス証券のメルマガをチェックしており、広木隆さんの市場分析をとても面白く読ませてもらっています。

で、先日のオンラインセミナーでとても印象に残った一節がありました。

 

【動画】広木隆のマーケット展望(Weekly)6月1日収録

http://mail01.monex.co.jp/?4_70502_597599_15

 

8分30秒あたりからの、社員持株会で自社株を買うことについての視聴者からの質問に対し、分散投資の重要性を強調するところですが、以下のように続きます。

株式投資いろんな考え方がありますけれども、僕はやっぱり最大のメリットは、もう一つの自分の人生を生きることじゃないかなと。

(中略)

自分の資産・財産・お金っていうものには、別の経験をさせることができる、つまりそこで、働いてきてもらうことができる。

(中略)

自分の人生とは別なところでですね、何かビジネスを展開している企業はいっぱいあるわけで、そういうところの果実っていうか、リターンを自分にもたらしてくれる、それが投資のひとつの醍醐味なんじゃないかなと思います。自分が選ばなかった人生をお金に体験してもらう、それが株式投資のもう一つの魅力だろうと。

 

うーん、academistに投資する私の心理も、近いものがありますね。投資をすれば関心も続くし、大切なお金を託しているわけだから、レポートを読んで自分のことのように追体験する。まさにもう一つの自分の人生ですね。継続的な寄付も同様でしょう。

そういえば私が買う銘柄はIT関連が多いけど、やっぱりこれもあこがれの表れなんでしょうね。

 

よく、「投資は資産形成のための手段であって目的ではない」と言われますが、投資そのものも人生を豊かにする経験と言えそうですね。

 

ではでは。

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