投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

ジェイリバイブ週報2015/4/24 ~重みを増す「多様化」と「IT技術」~

ども、こんにちは。

連休はいかがでしたか?私は遠出することはなく、趣味のボルダリングをしたり、本を読んだりと、のんびり過ごしました。

 

さて、先週は何気に「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」週報の紹介をサボってしまいました。でも5/1の週報が発行されていないようなので、本来なら先週紹介するはずの4/24付の週報を紹介します。

 

値動き:組入れ銘柄数が動いてる…?

ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。

SBIアセットマネジメント [ ファンド情報 ]

週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150424.pdf

せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150417.pdf

 

先述の通り4/24付のレポートとなります。。

直近1週間ではないことに注意しましょう。

 

さて、先々々週のジェイリバイブは、+0.5%とやや上昇。

一方、TOPIXは+1.9%と大きく上昇しました。

JASDAQは0.6%の上昇です。

 

総資産額は5767百万円から5797百万円とほぼ横ばい。

しばらく流入が続いていましたが、止まりましたね。

 

組み入れ上位銘柄は、順位の入れ替えがあるものの、見覚えある顔ぶれとなっています。

 

ところで気づいたのですが、4月は組み入れ銘柄数が動いていますね。

3月中は47銘柄だったのが、4/3は49銘柄、4/10は50銘柄、4/17は49銘柄、4/24は48銘柄となっています。

 

活動メモ:訪日外国人の多様化 対応の違いで企業に差が出る?

活動メモでは、増加する訪日外国人について書かれています。

「爆買い」とも表現される中国人の旺盛な買い物が注目されがちですが、桜の開花時期には欧米・アジアを問わず各国の訪日観光客とおぼしき人たちが、満開の桜を写真に収める姿が目につきました。「訪日外国人」という言葉で一括りにすることが必ずしも適切でないくらい、訪日外国人の価値観やニーズは多様化しているように思われます。2014年4~6月期の訪日外国人を対象にした観光庁の調査によると、来日が初めてという人は39%に留まり、残り61%は2回目以上、なかには10回目以上という人が17%も含まれています。初めて訪れる人とリピーターでは求めるものが異なるのは当然ですから、それぞれのニーズに応じたサービスを提供してこそ、“おもてなし”といえるでしょう。

満開の桜を 楽しんでもらえるというのは素敵ですね。クール・ジャパンとか売り出そうとしていますけど、技術やコンテンツと違って、風土というのは真似しようがないですからね。それに、地方にも、特殊な才能を持たない人にも、恩恵が行き渡りそうです。

 

そしてリピーターの満足度を高めることが、観光客を相手とする企業に求められてくるようです。

実際、ある大手百貨店では、来店頻度や買い上げ金額が大きい訪日外国人を対象にVIP会員証を発行し、登録したメールアドレスに商品情報を提供したり、来店時には専門スタッフによる接客をしたりといった試みを始める予定です。また、ある国内ホテルチェーンでは最上級ホテルの全室に、照明の明るさや室温を調整したり、ルームサービスの注文ができたりするタブレット端末を設置し、宿泊時の各種データを蓄積した上で、宿泊客が再度訪れたときは好みの室温に予め設定しておく、といったサービスを提供する方針です。こうしたサービスは、当然国内顧客向けにも発展していくことでしょうし、中には新たな商機を見出し成長につなげる企業も出てくるでしょう

つい、また行きたくなる場所ってありますよね。リピートした際に覚えてもらえていると、それだけで嬉しくなります。そういう感覚って万国共通なのでしょうね。

品質をそろえてコストを抑えた画一的なサービスだけでなく、発達したIT技術も駆使して、顧客に合わせたサービスも競争力となる時代なんですね。

 

製造業でもインダストリー4.0なんて言葉が流行るように、多様化したニーズに応えることがどの業界でも求められてきそうです。ビッグデータとか、やはりIT技術の発達で、それができるようになってしまったんですよね。大規模な投資で量産品を売って儲けてきた企業にとっては不幸な話かもしれませんが、一方でこれまで経済成長の恩恵を受けてこれなかったマイノリティーに光が当たるのかもしれません。

 

銘柄紹介:「東京個別指導学院」まさに多様なニーズに応える学習塾

銘柄紹介は「東京個別指導学院」です。組入れ上位銘柄に登場した際も軽く触れました。漢字8文字の存在感がありましたね。

1985年の創業以来、生徒の目的や学力、性格に合わせたオーダーメイド型の個別指導で急成長を遂げた同社は、競争激化の影響を受けて2012年2月期末まで3期連続の減収減益という厳しい局面を経験しました。そこで同社は、この打開に向けて効率化と品質改善の両面から構造改革を断行しました。まず、生徒の募集についてはインターネットを活用した営業を強化すると同時に、本社にコールセンターを設けてベテラン社員を配置し、問い合わせに一元的に対応できる体制にしました。これにより質問に
より的確に応えると同時に、教室長は生徒指導に集中できるようになり、質・効率の両面で大きく改善しました。次に、親会社である「ベネッセホールディングス」のノウハウも活用し、新たに独自の学習指導システム「コネットスタイル」を導入しました。これにより生徒一人一人の受講状況や学習ペースを考慮したより精緻な指導が可能になりました。さらに、指導の要となる講師についても、各種研修に加えて「教室の改善案」の発表会を開くなど、参加意識を高める工夫をしています。

個別指導という形で、多様な生徒のニーズに合った教育を提供してきた企業であり、今日の話の流れに見事にマッチしていますね。そしてその多様なニーズを分析するために、IT技術を駆使しています。

この「コネットスタイル」は2010年からベネッセで取り組まれているようです。不祥事も目立ちましたが、やはりベネッセは一流の企業という印象ですね。

www.benesse-hd.co.jp

 

「多様化」も「IT技術」も聞き飽きた言葉ではありますが、その重みは増す一方ですね。「マイナンバー」制度も控えており、目まぐるしい変化がまだまだ続きそうです。

 

ではでは。

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