クロネコヤマトの総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」に行ってきた!
ども、こんにちは。
今日は鎌倉投信「結い2101」受益者向けの「いい会社訪問」で、ヤマトグループ最大級の総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」に行ってきました。
大変、面白かったです。これからもヤマトグループは物流を変えていく、いい会社だと改めて感じました。
物流拠点に「地域貢献」?ヤマト理念を表す共生の施設
エントランスにあったジオラマです。
右奥の大きい建物が物流ターミナル、手前にある円形状の建物群が「地域貢献エリア」です。
この地域貢献エリアには、保育施設や体育館があります。従業員や地域を大切にする、ヤマト理念を感じますね。
見学前に、スワンカフェで交流会が行われました。
お洒落ですね。
このスワンカフェ(スワンベーカリー)は、障碍者が自立して働ける場を提供するためにヤマトグループがつくった会社で、従業員の実に7割が障碍者です。
これまで運用報告会しか出たことがなかったため、受益者同士が交流できる機会は初めてでした。かなりキョドってましたが、色々な方からお話を伺えました。ブログ「"いい投資"探検日誌 from 新所沢」のm@さんにもお会いできました。早くもこの日の記事を書いています。
iitoushi-tanken-nisshi.hateblo.jp
見事にデザインされたシステム、そしてヤマトの止まぬ革新
「バリュー・ネットワーキング」構想
交流会が終わったら、いよいよ物流ターミナルの見学です。施設内は撮影禁止ですが、ググったら動画が出てきたので、ご覧ください。
見学通路からはクロスベルトソーターが良く見えました。生で見ると、そのスピード感と正確さに驚かされます。
クロスベルトソーターは、進行方向に交差する形で、各セルにベルトコンベアが付いています。スキャンエリアを通過した荷物が各セルに1つずつ乗せられ、送り先ごとに分かれたシューターに向かって、セルのベルトコンベアで払い出されていきます。
面白いです。
萌えます!
さらに動画で、上層階で行われている「付加価値機能」について説明がありました。これは荷物をただ仕分けて配送するだけでなく、そこに何らかの付加価値をつけるというもので、例えば、マニュアルや販促資料を印刷して封入する、医療機器などを洗浄して梱包する、といったものです。
羽田物流ターミナル情報 - ヤマトグループの事業最適化ソリューション|YamatoSolutions.com
集中管理室の様子も見せてもらえました。ずらりとモニターが並び、各エリアの稼働状況が図示され、カメラからの映像も映し出されています。
物流ターミナルとしての機能を見事にデザインして、システムとして実現し、さらに付加価値機能という新たなビジネスが盛り込まれています。
この羽田クロノゲートへの投資額は実に1400億円。宅急便という社会から必要とされるサービスを産んでしまったがために、ヤマトは無くなってはいけない会社です。そのために、「常に革新し続けなければならない」という理念の下、「バリュー・ネットワーキング」構想実現のために創られた、ヤマトの理念を体現する施設です。
山内雅喜社長メッセージ - ヤマトグループの事業最適化ソリューション|YamatoSolutions.com
「ヤマトは我なり」改めて別格の大企業ヤマトグループを実感
見学中、たびたび、ヤマトグループの歴史や理念についての解説がありました。「重たいスキーを持ち運ぶ人々を見て、運んであげたいと思った」から始まったスキー宅急便など、創業時から一貫して、「役に立ちたい」をビジネスにしてきたヤマトを、鎌倉投信の鎌田社長も「別格」と表現し、まさにその通りだと思いました。
東日本大震災の時も、現場の判断で自律的に、物流の復旧を行い、さらに、宅急便1個当たり10円、総額142億円の寄付を出し、尚且つ、保育園の復旧など現地のニーズに的確に応える形で活用したという話は記憶に新しいです。
(余談ですが、元ヤマト運輸ドライバーで、退職後に長期滞在ボランティアをやっていた人を知っています。)
従業員20万人超の大企業で、これほどまでに理念が浸透し、実行している会社は大変貴重だと、見学を通じて改めて実感しました。
これからも、応援していきたいと思います。
ではでは。