投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

ジェイリバイブ週報2015/3/20 ~上場企業の目指すべき姿と、スマホ時代のパソコン屋~

ども、こんばんは。

桜が咲きましたね。通勤途中や会社の敷地にも桜の木が植えられており、アンニュイな週明けの気分を明るくさせてくれます。

 

さてさて、今週も「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」の週報を見ていきましょう。

タイムリーな活動メモと、素敵な銘柄紹介が見どころです。

 

値動き:好材料で一気に上昇!

ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。

SBIアセットマネジメント [ ファンド情報 ]

週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150320.pdf

せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150313.pdf

 

2週間前~1週間前の期間についてのレポートとなります。。

直近1週間ではないことに注意しましょう。

 

さて、先々週のジェイリバイブは、なんと2.6%もの上昇!

この週は内外トランスラインの東証一部指定替えの発表がありました。これが大きく影響しての成績でしょう。

一方、TOPIXは1.3%の上昇。

JASDAQは0.84%の上昇です。

 

総資産額は4868百万円から5095百万円と増加しています。

 

組み入れ上位銘柄を見ると、「アイティメディア」が再びランクインしていますね。

見覚えある銘柄が並んでおり、目立った変化はありません。

 

活動メモ:IPOラッシュと上場企業のあるべき姿

活動メモは、3月のIPOラッシュと、「コーポレートガバナンス・コード」に関する話題です。

3月のIPOはとても多かったですね。一方で、ゲーム会社のgumiが上場早々に業績下方修正・子会社における横領・希望退職者募集という、残念なニュースも印象に残りました。

gumiの下方修正はスタートアップに何をもたらすのか - TechCrunch

gumi、100人規模の希望退職者募集へ、ブラウザゲーム2タイトルはマイネットに移管 - TechCrunch

 

3月5日には、「コーポレートガバナンス・コード(企業統治の原則)」の原案が発表されました。このブログでも「スチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家の諸原則)」と併せて何度か触れてきましたが、時間のある時に読んでおきたいと思います。

「まだ読んでないのか!」というお叱りが飛んできそう。。。

コーポレートガバナンス・コード原案〜会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために〜の確定について:金融庁

 

レポートではこの二つのコードの狙いを説明しています。

上場企業の透明性を高めるとともに、企業に投資家との積極的な対話を促して企業価値の向上と持続的な成長に向けて具体的な行動をとるように求めています。「資金をいかに有効に活用していくか」「中長期の成長をいかに実現するか」といった本来上場企業が目指すべき方向をより強く意識した企業が増えてくることも株式市場にとって有益でしょう。

上場とは起業家やベンチャーキャピタルへの報酬のためのものではなく、 より経済全体にとって価値のある企業へと成長していくためのシステムであるはずですよね。

企業の経営努力、金融庁や取引所による環境整備、投資家による(銘柄選択や議決権行使、あるいは対話を通じての)意思表明といったそれぞれの取組みが重要となってきそうです。

 

銘柄紹介:「ピーシーデポ」パソコン屋?いいえ、ITソリューションストアです

銘柄紹介は「ピーシーデポコーポレーション」です。パソコンや関連商品の販売から、サービス主体の独自路線に転換することで、時代の変化を追い風としています。

2003年に他店購入品も含めて全てのパソコンを診断・修理する「パソコンクリニック」を全店に併設、その後もウイルス対策、訪問サポート、通信回線設定など、サービスメニューを矢継ぎ早に拡充しながら進化を続け、独自路線を歩むようになりました。
そして、この転換こそが2010年代になって同社の成長を後押しする原動力となりました。折しもスマートフォンやタブレットPCなど新型情報端末の普及が始まり、複雑な操作・設定方法や、難解な料金プラン、機器買い替え時の煩雑なデータ移行などに頭を悩ませる利用者が高齢者を中心に急増しました。こうした利用者の悩みを解決する「駆け込み寺」として同社店舗の存在意義が急速に高まり、同社も多彩なサービスでその需要に応えたことから、サービス売上は増加の一途を辿るようになっています。

ピーシーデポは単なるパソコン屋ではなく、ユーザーをサポートするサービスも含めて事業として展開することで、スマホ等の新しいデジタルデバイスが登場しパソコンの市場が縮小しても、変化を新たな商機として成長しています。

またサービス売上は利益率が高く、リピーターの獲得にも繋がっています。

http://www.pcdepot.co.jp/images/co_ir/pcd/pcd1401.jpg

このような転換ができたのも、先見性・戦略性に加え、事業の目的を単なるパソコンの販売とせず、「地域のお客様の情報格差(デジタルデバイド)解消」と大きく掲げていたからではないでしょうか。本業で社会貢献を目指す、いい会社のにおいがしますね。

当社は、地域の皆さまが「年齢・性別・所得・教育・居住地域」等により発生する情報社会における格差(デジタルデバイド)の解消、それを店舗を通して実現することが使命であるとCSR の基本方針を定めております。

社長メッセージ | 社長から皆様へ | 会社情報/IR | PC DEPOT より

 

情報発信にも積極的のようで、毎月更新される「トップQ&A」は独特で面白い取り組みです。

トップQ&A | 社長から皆様へ | 会社情報/IR | PC DEPOT

 

毎週のことながら、このジェイリバイブの週報は、いい感じにツボをついてきます。

ブログネタとして、最適ですね。ちょっとニッチな気もしますが。。。

 

ではでは。

 

 

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