ジェイリバイブ週報2015/2/27 ~流行の「インバウンド」消費 波に乗れるかは戦略次第~
ども、こんにちは。
今日は西日本~中部にかけて、最高気温15℃を超える、春の陽気です。
暖かくなってきましたね。休日の寝坊が至福の季節です。
さて、今週も「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」の週報を見ていきましょう。
今週は消費関連銘柄の話題が多く、最近の話題とリンクしています。
値動き:久々に小型株のターン!
ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。
週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150227.pdf
せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150220.pdf
2週間前~1週間前の期間についてのレポートとなります。。
直近1週間ではないことに注意しましょう。
さて、先々週のジェイリバイブは、2.0%上昇、
一方、TOPIXは1.6%の上昇。
JASDAQは2.1%の上昇です。
久々に小型株の上昇率がTOPIXを上回りました。
総資産額は4445百万円から4581百万円とわずかに増加しました。
組み入れ上位銘柄を見ると、「ヒラノテクシード」という会社が出てきました。
奈良県の会社で、「熱と風の技術」がウリだそうです。主力製品は塗工機械と化工機械で、回路基板等の電子部品やフィルム等の製造で使われる機会です。
地味ながらハイテクな匂いがしますね。
活動メモ:流行りの「インバウンド」消費で小売・外食に追い風
活動メモでは、訪日観光客の増加と、彼らによる消費、いわゆる「インバウンド」消費の増加により、小売業や外食業などに追い風となっていることが書かれています。
観光庁によると、2014年の訪日外国人旅行消費額は一人当たりで前年比11%増の15.1万円、総額では同43%増となる2兆305億円に達する大きな市場です。こうした動きに対して、小売店舗では免税品販売コーナーを設けて外国語が堪能な販売員を用意する、あるいは免税手続きコーナーを設けて手続きの効率化を進めるなど、各社知恵を絞っています。また、インターネットの情報を参考にする人が多いことから、ネットをうまく活用した情報発信も重要になっています。
市場が大きく拡大したとしても、やはり待っているだけではダメで、様々な工夫をしなければならないようです。
訪日観光客の方々も、日本に魅力を感じて訪れているのでしょうから、是非とも満足して、リピーターになってほしいところですね。
銘柄紹介:「コメ兵」リユース市場で海外でも通用するブランド力
そして今週の銘柄紹介は、中古品の買取・販売の「コメ兵」です。活動メモに通じて消費関連銘柄の話題ですね。
私のイメージではローカルな存在なのですが、以外にもグローバルに認知されているようです。
定価が存在しない中古品ビジネスでは、最も重要となるのが商品の目利き力です。(中略)コピー商品を絶対に販売しないよう厳重な注意が払われています。また、買取った商品は研磨・修理などを施して出来る限り新品に近い状態に戻し、しかもデパートさながらの高級感のある売場で販売されています。こうした体制を構築したことで、たとえ高額品であっても「コメ兵ならば安心」という絶大な信頼を得ることが可能になりました。同社に対する高い信頼は日本人のみならずアジアを中心とした訪日外国人にも広がっており、2015年3月期の免税売上高(外国人旅行者が消費税の免除を受けて買った金額)は前年比2倍超のペースで急増しています。
「コピー商品を絶対に販売しない」ための地道な努力で、国内のみならず、海外でも高い信頼を獲得したという、見事な展開ですね。
目利きのための人材育成に加え、ネット販売にも力を入れ始めています。
Webページの「中期経営方針」にもその戦略が書かれており、経営陣の先見性・戦略性が窺えます。
「インバウンド」消費がいくら追い風となっても、それをうまく成長に結びつけられるかは、やはり企業の戦略次第のようですね。
私の投資しているアクティブファンドには、ぜひともそういった銘柄を選び出すことを期待しております。
ではでは。