投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

ジェイリバイブ週報2015/2/13 ~「前田工繊」鎌倉投信も組み入れてる期待の会社~

ども、こんにちは。

日経平均がリーマンショック前の水準まで回復したそうですね。

もちろん良いことなのですが、私はちょっと過熱気味な気がしています。

こういうときこそ、落ち着いて平常運転で行きたいですね。

 

さてさて、週末恒例の「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」の週報を見ていきましょう。

銘柄紹介で、気になっていたあの会社が登場です!

 

値動き:相場の後押しで好調。組入れ銘柄に新顔も

ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。

SBIアセットマネジメント [ ファンド情報 ]

週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150213.pdf

せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。

http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150206.pdf

 

2週間前~1週間前の期間についてのレポートとなります。。

直近1週間ではないことに注意しましょう。

 

さて、先々週のジェイリバイブは、1.1%上昇、

一方、TOPIXは2.3%と大幅に上昇となりました。

JASDAQは1.1%の上昇です。

ジェイリバイブは地味ながらも下げない安定感を感じます。

総資産額は4303百万円から4274百万円と減っています。

 

組み入れ上位銘柄を見ると、新たに「ダブル・スコープ」という会社が10位に出てきました。

「高分子フィルム技術を駆使したリチウムイオン二次電池用セパレータの製造・販売を主たる事業」としているそうです。

2005年設立の新しい会社で、気になるところです。

銘柄紹介での登場を期待ですね。

 

活動メモ:経営者は「賃上げ」をどう考えているか?

今週の活動メモは、「賃上げ」についてですね。

私のようなサラリーマンにとっても、なかなか切実な話です。

企業の業績が好調で、政府からの圧力もあり期待大ですが、レポートでは経営者の声も書かれていますね。

日々お会いしている経営者の方々からも、「業績が好調なので期末賞与やベースアップで従業員に還元しようと思っている」、「他社がベースアップしてくるので自社もやらないと従業員の納得が得られない」、「優秀な人材を獲得するためにも給与アップは必須」など、各社それぞれの事情はあるにせよ、総じて賃上げに向かっていることが感じ取れます。この動きが消費増につながる好循環へと向かうことに期待したいと思います。

率直に従業員に報いたいという声もあれば、反感を買いたくないという後ろ向きな声、あるいは戦略として賃上げを行うという声もあります。

従業員の前では、「仕方ないから」みたいなことは言わないで欲しいところですね。

 

銘柄紹介:「前田工繊」高度な土木インフラ技術で社会を守る会社

さあ、待ってました!

毎度、組入れ銘柄上位で渋く光るこの4文字。

ずっと気になっていたところで、ついに銘柄紹介に登場!

前田工繊グループ

 

福井県の人絹の機織工場をルーツに持つ同社は、繊維の新たな活躍の場として「土木」の領域に着目しました。そして、土木技術と繊維の特性を融合した「ジオシンセティクス技術」(ジオ:土地+シンセティックス:合成繊維)を確立し、日本における先駆者として事業展開を進めてきました。

と、何やらすごそうです。

土木と繊維の融合、なかなか想像がつきません。高い技術力を感じます。

 

また、レポートでは積極的なM&Aによる事業拡大について書かれています。

私はM&Aによってできた事業部に所属しているので、こういう話題は気になります。

現代は既存の技術の優位性はあっという間に陳腐化しますから、こうして自社の足りない技術をM&Aで取り込む積極的な姿勢は好きです。

 

IRにも力を入れているようで、Webページにも情報満載です。

いいなと思ったのはこの写真。

f:id:northern-su_3:20150222105308p:plain

第42期報告書より

 

私はよく登山に出かけるのですが、コンクリートで固められた谷や斜面、重機で大きく地形を変えてしまう砂防ダム工事などは、やはり見ていて気持ちの良いものではありません。生態系への影響も大きいでしょう。

しかし、登山口までの道路がなければ私の趣味も成り立たないですし、台風や豪雨の多い日本において治水工事は多くの人命を守ってきたのもまた事実です。

他国では大規模な水害で相当数の死傷者が出ます。一昨年のフィリピン台風などはとても胸の痛む災害でした。

国内でも広島の土砂災害は記憶に新しく、まだまだ解決しなければならない問題は多くあるはずです。

 

やはりこういった、必要性はあるもののマイナス面も大きい分野を切り拓くのは、技術の力だと思います。

写真のような、自然環境を維持しつつ、災害に強い地盤を造ることのできる技術に、大いに期待します。

 

また、前田工繊はベトナムにも拠点があるそうです。

東南アジアも日本と同等かそれ以上に、水害の多い地域ですから、日本の技術で貢献できたらとても誇らしいですね。

 

さてさて、このような期待のできる前田工繊さんですが、嬉しいことに

鎌倉投信「結い2101」の組入れ銘柄

でもあります。

2014年9月の「結いだより」で、組入れの開示がありました。

http://pskimst04.blob.core.windows.net/wpmedia/yuidayori_1409.pdf

つまり、鎌倉投信も認める「いい会社」ということですね。

ますます気に入りました。

 

ではでは。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...