投資家になりたかったサラリーマンの資産運用日記

投資家になりたかった製造業勤務のサラリーマンが、投資や生活の色々なことを気ままに書きつづります

明日より運用開始!ニッセイの低コストインデックスファンドシリーズに新たなラインナップ

ども、こんばんは。

 

最近、日本株について「底堅い」という表現が度々使われますね。

 

今年に入ってから、スイスフランショックやそれに伴う円高、続く原油価格低下、テロリストによる邦人誘拐、ギリシャの財政不安とネガティブなニュースが多い中、国内の主要株式指数はいったん下がるもののすぐに反発するという動きを繰り返しています。

株価が下がったところを狙って買いたいという、需要の表れでしょうか。

 

さてさて、今日はインデックス投信の話です。

期待の低コストインデックスファンド、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド」と、「<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド」が、明日1月29日より運用開始です。

 

国内債券でも低コストNo.1!新規設定でも不安は小さい

まずは国内債券インデックスファンドについて、見てみましょう。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド−投資信託のニッセイアセットマネジメント

 

インデックスファンドでまず注目すべきは、やはりコストですね。

主要なインデックスファンドと、信託報酬を比較してみると。。。

 

・eMAXIS国内債券インデックス:0.432%

・SMT国内債券インデックス・オープン:0.3996%

・<略>ニッセイ国内債券インデックスファンド:0.3348%

 

はい、安定の最安値更新です。

さすがニッセイ!

 

ところで、この新たに設定されたファンドですが、確定拠出年金用商品「DCニッセイ国内債券インデックス」と同じマザーファンドに投資するものです。

ですので、初期の資産総額が少なくて運用が安定しない、という心配はしなくても良さそうですね。

なお、このDCニッセイ国内債券インデックスは信託報酬が0.432%となっています。

そう、一般向けファンドの方が信託報酬が低いのです!

なかなかのチャレンジャーですね。

 

国内債券ファンドはボラティリティが非常に小さく、他のアセットクラスとも相関が弱いので、ポートフォリオのリスクを下げるのに重要ですよね。

期待リターンも低いので、低コストは嬉しいです。

 

ところで、私はとりあえず投資先を決めていない余裕資金を、国内債券ファンドにプールしておくことがあります。

(お粗末な方法かもしれませんが、預金するだけというのも勿体ない気がして。)

そういう場合に、積み立てているものとは別のファンドを買っています。

コストの最も低いファンドに投資するのが合理的でしょうけれど、分けた方が管理がしやすいもので。。。

うーん、こんなんで良いのでしょうか?

 

 JPX日経400ももちろん低コスト!スマートベータは今後どうなる? 

もう1本はJPX日経400に連動するファンドですね。

<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド−投資信託のニッセイアセットマネジメント

 

早速コストを比較してみましょう。

 

・eMAXIS JPX日経400インデックス:0.432%

・野村インデックスファンド・JPX日経400(愛称略):0.432%

・<略>ニッセイJPX日経400インデックスファンド:0.3348%

 

こちらも低コストNo.1ですね。

なお、こちらはマザーファンドを共有するファンドを見つけられませんでした。

運用開始後、安定した運用のできる資産が集まっているかどうかは分かりません。

少し様子を見た方が賢明かもしれませんね。一方で、アーリーアダプタがいてこそ、新しいファンドが育つわけですから、応援もかねて手を出すのもありです。

 

ところで、JPX日経400というのは、昨年設定された、新しい指数ですね。

ROE等の定量的な指標によるスコアリングで、銘柄が選定されるものです。

従来の株価指数とは異なり、数値的な銘柄の評価を含む、スマートベータと呼ばれるカテゴリに分類される指標です。

 

私はこのJPX日経400というものを、昨年の春ごろに東証のセミナー「+YOUニッポン応援全国キャラバン」に参加した際に知りました。NISAと併せてとても強く推していたのを覚えています。

ちなみに私は東証のこういった動きを評価しています。

一人ひとりがニッポン経済」というコピーは気に入っています。

http://plusyou.tse.or.jp/img/hdg_h1_01.png


+YOU|東京証券取引所

 

スマートベータは市場平均を上回るリターンを期待されていますが、JPX日経400は今のところ、TOPIXや日経225と値動きにあまり差がありません。

まあ、ROEで銘柄を選んで平均以上のリターンを得られれば、もうすでに多くの人が成功しているはずですから、当然と言えば当然ですよね。

もし今後、成功するスマートベータが現れるとすれば、誰も予想しないような着眼点によるものになるのではないでしょうか。しかもその成功は長続きせず、すぐに優位性が下がる気がしています。

 

さてさて、当ブログで初めて、インデックス投信についての記事を書いてみましたが、正直なところ、あまり盛り上がりません。

インデックス運用についてはすでに色々なところで語られていますし、「正解」を主張する声も強く、新しい発見がなかなか出てきません。

なにより、「選ぶ」というプロセスを経ないインデックス運用は果たして投資なのか?という疑問が私の中にあります。

 

一方で、JPX日経400以外のスマートベータや、TOPIX  Small のようなマイナーなインデックスにも着目して、いろいろ比べてみると、何か発見があるのかもしれません。

機会があるときに色々遊んでみましょうかね。

 

ではでは。

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