ジェイリバイブ週報2015/1/16 ~今週の銘柄紹介は「くら寿司」の会社、そして投資家の姿勢~
ども、こんばんは。
だんだんとブログにも慣れてきて、アクセス解析なども見るようになってきました。
Googleアナリティクスなんかは見てて面白いですね。
油断するとあっという間に時間が過ぎてしまいそうです。
数字やグラフが並んでいるのには弱いんですよ、私。
さて、3回に渡って紹介してきた「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」ですが、ニッチな話題なせいか、検索からのアクセスが目立ちますね。
せっかくなので、今週発行の週報を見てみましょう!
毎週ネタを提供してくれるとは、ブロガーに優しいファンドです。
市況の悪い中、下げ幅は限定的
ジェイリバイブの週報はこちらのページのリンクからアクセスできます。
週報は1週間でリンクが更新されてしまうので、直リンクも置いておきますね。
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150116.pdf
せっかくなので、前の週の分とも比較してみましょう。
http://apl.morningstar.co.jp/webasp/pdf/weekly/2006073104_W_20150109.pdf
週報の情報は1/16基準ですから、1/9~1/16のレポートになるわけですね。
2週間前~1週間前、先々週に当たります。
直近1週間ではないことに注意しましょう。
さて、先々週のジェイリバイブは、-0.3%と若干の下落.
一方、TOPIXは-1.22%で、こちらも下落しました。
総資産額は4,033百万円から4,110百万円に増えてますね。
組み入れ銘柄上位を見ますと、「ジェイコムホールディングス」が新たに加わっています。
ケーブルテレビのJ:COMではなく、人材アウトソーシングの会社ですね。
今、ちょろっと調べたところ、昨年11月に大阪から渋谷に本社を移転していますね。
「スリッパの法則」に当てはめると、なんか嫌なフラグに感じます…。
2015年に注目すべきは「コーポレートガバナンス・コード」と「スチュワードシップ・コード」
それは置いておいて、活動メモを見てみましょう。
2014年に新規上場した企業は77社となりました。2009年の19社から5年連続の増加で、今年は100社前後に達する という報道も出ています。新規上場企業数の増加は株式市場の活性化に不可欠な要素ですから、明らかにこれは 追い風といえましょう。
と、新規上場に着目しています。
中小型株セクターならではの着目点でしょうか。
また、
金融庁は今年6月に「コーポレートガバナンス・コード(企業統治の原則)」を設定する 予定で、これを通じて企業に投資家との積極的な対話を促し、企業価値の向上と持続的な成長に向けて具体的に 行動するよう求めています。実際、既に動き始めている企業もあり、日々の個別直接面談調査の中でも、株主を 意識した発言やより中長期の成長に向けた施策に関する発言が増えてきたように感じます。
とあります。
昨年あたりから「日本版スチュワードシップ・コード」(ざっくり言うと機関投資家の倫理規定)が注目されてきていますし、興味深い流れですね。
企業はじめ集団というのは、閉鎖的になると、身内同士で利権を守ろうとする等の悪い作用が生まれがちですから、ぜひとも投資家との対話が企業にも社会にもプラスとなる方向を期待したいところです。
以前、村上ファンドのような、企業の資産を株主への分配に当てさせようと迫る、「物言う株主」が問題となり、「会社は誰のものか?株主?社員?」という議論が巻き起こりました。
ですから、コーポレートガバナンス・コードとスチュワードシップ・コードは、両輪を成す政策なのでしょう。
企業・投資家双方のあるべき姿を規定することで、企業の収益と社会の利益を結びつける狙いでしょう。
金融庁、なかなかやりますね。
ところで最近では「会社は社会の公器」という認識が再び、浸透しつつあるような気がします。
私たちサラリーマンもそのような働き方を心掛けたいですね。
「くら寿司」を陰で支える技術
そして注目の銘柄紹介は、「くらコーポレーション」。
「くら寿司」でおなじみの会社ですね。
※写真はイメージです
私の周りでも、「回転ずしの値段なのに、ちゃんとおいしい」と評判です。
鮮度にこだわり、添加物を使わないことで有名ですが、
清潔・快適な食事と効率的な 精算を実現させた「皿カウンター水回収システム」、皿回収と連動させたゲーム「ビッくらポン!」、正確に商品を 注文できる「タッチで注文」や「オーダーレーン」、携帯電話を活用した「時間指定予約システム」など、数々の 先進的な仕組みを他社に先んじて積極導入し、顧客満足度を向上させることに成功しています。
と、システム面での下支えが功を成しているようですね。
書いていたらお寿司を食べたくなってしまいました。
さてさて、やはり個性あるアクティブファンドのレポートは面白いですね。
そして勉強になります。
さすがは高い信託報酬のファンド!
やっぱりせっかく投資をしているのですから、投資を通じて社会の動きと繋がりたいですよね。
収益以上に得られるものがあります。
ではでは。